河田陽菜のグラビア史を語る上で欠かせない金字塔が、1st写真集『思い出の順番』(講談社)です。本作は彼女の出身地である山口県下関市をはじめ、奄美大島や東京など複数のロケーションで長期にわたり撮影が敢行されました。「彼女と過ごす四季」をテーマにしたドキュメンタリータッチの構成は、ファンの心を強く掴みました。
出版業界においてアイドル写真集の初週5万部突破がヒットの指標とされるなか、本作はオリコン週間BOOKランキングおよび写真集部門で初週売上約7.6万部を記録し1位を獲得。その後も重版を重ねて累計発行部数は10万部を突破する大ヒットとなりました。
特に発売前後に大きな注目を集めたのが、自身初となった水着カットおよびランジェリーカットです。普段のバラエティ番組で見せるおっとりとした「妹キャラ」とのギャップに対し、一部では「無理な露出ではないか」という懸念の声も上がりました。しかし、実際に誌面が公開されると、その評価は一変しました。
報道各社のインタビューや写真集公式コメントにおいて、本人は「撮影チームと信頼関係を築きながら、飾らないありのままの自分を残したかった」と述懐しています。作為的な過激さを排し、プライベート空間でくつろぐような光と影を活かしたアプローチは、ヘルシーで上品な色香として受け入れられ、ネット上でも「奇跡的な美しさ」「嫌味が一切ない」と絶賛の嵐が巻き起こりました。