映画『銀魂』シリーズで志村新八を演じたのは、実力派俳優の菅田将暉だった。2次元からそのまま飛び出してきたかのような驚異的なハマり役ぶりは、公開当時から大きな話題を呼んだ。
アニメ特有のハイスピードなツッコミと独特の間合い。これを実写のスクリーンで違和感なく表現することは至難の業とされていた。しかし、菅田は表情の歪ませ方から叫び声のトーンに至るまで完璧にトレースし、同時に生の人間としてのリアリティを吹き込んだ。2次元と3次元の壁をあっさりと越えてみせたその演技は、実写化の成功を大きく引き寄せる原動力となった。