日本国内のファミリー向けモビリティ市場において、強固なシェアを誇るのがパナソニック サイクルテック株式会社だ。同社の看板モデルである「パナソニック ギュット」シリーズは、低床フレームや安定したスタンド、充実したアシスト性能で多くの保護者から圧倒的な支持を得ている。
しかし、チャイルドシートを前後に取り付けたフル装備の状態で、さらにベビーカーをどこに載せるかという問題は残る。ここで鍵を握るのが、株式会社OGK技研をはじめとするパーツメーカーが提供する周辺アクセサリーや、工夫された積載スペースの活用だ。
現在、自転車産業とベビー用品産業は垣根を越えた開発や相互適合の検証を進めている。前述の「GB Pockit」のような極小ベビーカーであれば、パナソニック ギュットの大型前カゴ(チャイルドシート非装着時)や専用リア用バスケットにすっぽり収納可能だ。これにより、子どもを乗せつつベビーカーも安全に運ぶという、従来は難しかった両立が実現している。