文字入力ができたとしても、相手の画面で「?」や四角い記号(いわゆる豆腐)に化けてしまうトラブルが後を絶たない。その原因は、旧来の機種依存文字システムと現代の標準コード体系の違いにある。長年日本のオフィスで親しまれてきたMicrosoft WindowsのShift_JIS(CP932)環境と、WEBサイトや配信プラットフォームのグローバル標準であるUnicodeとの間で、コード割り当てのズレが生じることがあるからだ。
例えば、Netflixなどの動画配信サービスの日本語字幕やシステムデータでも、配信データのエンコード形式によっては特定の旧字体・異体字が正常にレンダリングされない事態が懸念される。問い合わせフォームや社内システムで異体字が送信エラーを起こす場合は、システム側がUnicodeに全域対応していない可能性が高い。取引先へのメールや公的文書で送信エラーを回避したいなら、相手の閲覧環境に配慮し、本文内では常用漢字の「高」を使用しつつ、補足として「※正しくははしご高」と注記を入れる運用が最も安全なリスクヘッジとなる。