八雲とセツの間には4人の子どもが生まれた。長男・一雄、次男・巌、三男・清、そして長女・節子。それぞれが異なる人生を歩み、父の遺産を様々な形で受け継いでいく。
長男・小泉一雄
1893年生まれの一雄は、父の文学的遺産の継承者となった。東京帝国大学英文科を卒業後、早稲田大学、慶應義塾大学などで英文学を教えた。父の伝記『父小泉八雲』を執筆し、八雲研究の基礎を築いた人物として知られる。
一雄は生涯を通じて父の作品の普及に努め、八雲記念館の設立にも尽力した。1950年に57歳で死去するまで、父の名声を守り続けた。
次男・小泉巌
1897年生まれの巌は、医学の道を選んだ。東京帝国大学医学部を卒業し、眼科医として活躍。父とは異なる実学の分野で成功を収めた。巌の子孫からも医師が輩出されており、小泉家の一つの系統を形成している。
三男・小泉清
1899年生まれの清は、実業界に進んだ。父や兄たちとは違う道を選び、ビジネスの世界で生計を立てた。清の系統については、公開されている情報が限られている。
長女・小泉節子
1901年生まれの節子は、唯一の娘として大切に育てられた。結婚後は主婦として家庭を守り、祖母セツや母の伝統を受け継いだ。節子の子孫についても、詳細は一般には知られていない。