ハワイのサーフィン史において、「モニッツ」の名は特別な意味を持ちます。父であるトニー・モニッツ(Tony Moniz)は、1980年代から1990年代にかけてビッグウェーブサーフィンと競技シーンの第一線で活躍した伝説的サーファーです。ノースショアの過酷な波で培われたスピリットは、自然な形で子供たちへと受け継がれました。
ジョシュはその兄弟姉妹の長男格として、幼少期からノースショアの波に洗われて育ちました。妹のケリア・モニッツ(Kelia Moniz)はWSLロングボード世界チャンピオンに2度輝いた世界的大スターであり、弟のセス・モニッツ(Seth Moniz)はWSLチャンピオンシップ・ツアー(CT)のエリートサーファーとして世界中を巡戦しています。まさにサーフィン界最強のファミリーと言っても過言ではありません。
しかし、名門の長男であることは重圧でもありました。「モニッツ家の長男」という肩書は、どこへ行っても付いて回ります。ジョシュはそのプレッシャーを跳ね返すかのように、圧倒的なライディングパフォーマンスと謙虚なアロハスピリットで自らの地位を切り開いていきました。