サイバー犯罪の専門家は、2026年に入りイベント詐欺の手口が新たな段階へ突入したと指摘する。最大の脅威は、生成AIを悪用した自動対話システムの導入だ。
偽サイト上に設置された「24時間カスタマーサポート」のチャットボットは、日本語の文法的な違和感が一切ない。問い合わせに対して「ただいまアクセスが集中しておりますが、こちらの専用リンクからであれば10分間のみ座席の確保が可能です」といった自然かつ臨機応変な返答を行い、被害者を安心させて決済へ誘導する。
人間らしい温かみのある対話に応じるため、ユーザーは詐欺サイトであることを見抜くのが非常に困難になっている。