経営資源が限られた中小企業が、巨大資本に対抗して勝利を収めるにはどうすべきか。その問いに対する答えが、船井幸雄氏の代名詞とも言える思考法にある。弱点を補強する時間があるなら、すでに伸びている強みを限界まで伸ばしきる。この発想の転換が、数多くの企業を急成長へ導いた。
一般的な組織改善では、欠点の克服に多大なエネルギーが費やされがちだ。しかし、それでは平均点に達する頃には市場の波に乗り遅れてしまう。長所進展法ノウハウの核心は、自社の圧倒的な強みにリソースを集中投下し、競合が追いつけない圧倒的No.1の領域を作り出す点にある。このスピード感と集中戦略こそが、時代を超えて受け継がれる成長の絶対法則なのだ。