かつて若者の放課後といえば、ファミレスのドリンクバーや駅前のプリクラコーナーだった。しかし今、その景色はすっかり画面の向こう側へと移行している。誰かに見せるためだけに加工された写真ではなく、だらだらと喋りながら宿題をしたり、最近買ったメイク道具を自慢したりする「ゆるい生配信」が圧倒的な支持を得ている。
「飾り気のない生放送だからこそ、友達の部屋に遊びに行っている感覚になれる」。そう語るのは、都内の高校に通う17歳の視聴者だ。整えられたコンテンツへの疲れが生んだ、過剰な編集を削ぎ落としたコミュニケーションの再評価。これこそが、現行のトレンドを駆動する最大の動力源と言える。