預金口座としての使い勝手を検証すると、一般の地方銀行とは一線を画すユニークな特徴が見えてきます。
最大の強みは、ネット専用支店であるdポイント支店をはじめとする提携支店の存在です。給与受取口座の指定、口座振替(クレジットカード引き落としや公共料金支払い)、定期預金の預け入れなど、日常の銀行取引を行うだけで毎月まとまったdポイントが自動的に貯まる仕組みが構築されています。ドコモユーザーや日常的にポイ活を実践している層にとって、メガバンクの普通預金に眠らせておくよりも実質的な還元率が圧倒的に高くなるメリットがあります。
一方で、口座開設のデメリットも事前に把握しておく必要があります。
- 実店舗ネットワークの偏り:本拠地である静岡県・神奈川県以外には実店舗が極めて少なく、対面窓口での手続きを重視する人には不向き。
- ATM手数料の条件:提携コンビニATM(セブン銀行、イーネット、ローソン銀行など)を利用する際、所定の優遇条件(取引状況や残高基準)を満たさないと手数料が発生するケースがある。
- ブランドイメージの懸念:過去の不正事件を知る親世代や一部の取引先から、口座名義に対してネガティブな先入観を持たれる心理的リスクがゼロではない。