ブームから長い年月が経過した現在、善宝寺の人面魚はどうなっているのでしょうか。結論から言えば、1990年当時のオリジナル個体はすでに天寿を全うしたと考えられています。
一般的に飼育環境下のコイの寿命は約20年〜30年とされており、環境が良ければ50年近く生きる個体も存在します。しかし、当時の個体が現在も生存している可能性は極めて低く、寺院側でも初代の個体そのものの生存は確認されていません。
ただし、貝喰の池では現在も遺伝的特徴を受け継いだ錦鯉たちが元気に泳いでいます。池を訪れた参拝客からは、「角度によって人の顔に見えるコイを今でも見ることができた」「二代目、三代目の人面魚がいる」という報告がSNS等で寄せられています。
狂乱のブームが去った現在の善宝寺は、本来の静寂と厳かな空気を取り戻しており、龍神池としての神秘的な魅力を感じられるパワースポットとして親しまれています。