世界的なカップル研究の第一人者である心理学者ジョン・ゴットマン博士は、数千組の夫婦・カップルを長年追跡調査し、関係が崩壊する際の明確な兆候を分析した。博士が提唱する「4つの危険信号(批判・侮蔑・自己防衛・逃避)」は、現代のパートナーシップ論においても決定的な指標とされている。
特に注意すべきは「自己防衛」と「逃避(ストーンウォーリング)」の悪循環だ。相手からの指摘に対して即座に言い返し、言い訳を重ねる自己防衛。そして、会話そのものを拒絶して殻に閉じこもる逃避。これらが頻発すると、二人の間の感情的絆は完全に断絶される。現代のパートナーシップ論では、喧嘩そのものをゼロにすることではなく、衝突が起きた後にいかに「修復の試み」を素早く差し出せるかが、長続きする関係の鍵を握ると分析されている。