周囲に気を遣わせていることすら意に介さず、オフィスで堂々と親密な関係をアピールするような振る舞いは、一体どのような心理から生まれるのでしょうか。現場の観察や心理学的見地から浮かび上がるのは、職場イチャイチャ心理に潜む特有の「認知の歪み」です。
最も大きな要因は、秘密を共有することによる「背徳感とスリルの増幅」です。業務時間中という制約された空間だからこそ、目配せや密かなボディタッチが強い快感を生み出します。さらに「自分たちだけの特別な世界」に没入するあまり、周囲の視線に対する警戒心が著しく鈍化していくのです。
また、無意識の独占欲やマウンティング心理が働いているケースも珍しくありません。特に上下関係が絡む場合、「相手は自分に心を許している」という優越感を周囲に誇示したい欲求が、距離の近さや馴れ馴れしい口調として表れます。当事者は隠しているつもりでも、心理的なブレーキが外れた行動は第三者から見れば一目瞭然です。