南増尾健美の湯の利用者が残した数多くの口コミやコミュニティの声を精査すると、単なる入浴施設を超えた「日常のサードプレイス(第3の居場所)」としての姿が浮かび上がってきます。
特に評価が高かったのが「南増尾健美の湯のサウナと水風呂のセッティング」です。タワー型の遠赤外線サウナはしっかりとした熱圧があり、段数によって好みの温度帯を選べる構造になっていました。火照った身体をしっかりと冷やす水風呂と、露天スペースに吹き抜ける心地よい風による外気浴環境は、近隣のサウナーから「派手さはないが最もととのう」と絶賛されていました。
また、女性客やシニア層を中心に支持されていたのが岩盤浴と薬湯、別府の湯です。大分県別府温泉から取り寄せた天然の湯の花エキスを投入した人工温泉は、特有の硫黄の香りと白濁した湯ざわりを柏市内にいながら堪能できると評判でした。加えて漢方生薬を贅沢に使った薬湯は、湯治場のような濃厚な効能感が親しまれていました。
「仕事帰りに数百円で極上のリセットができた」「おじいちゃんから子どもまで三世代で通っていた」という当時の手記やSNS上の投稿からは、地域インフラとして住民の生活リズムに深く根付いていた実態が強く伝わってきます。