時計の針を2015年に戻してみよう。当時、農林水産政務官という要職にあった中川郁子氏。そして、同じ自民党の同僚議員であった門博司氏。二人が平日の深夜、東京・六本木の路上で抱き合い、唇を重ねる姿が週刊新潮にキャッチされた。この報道は、単なる週刊誌のゴシップの枠を瞬時に飛び越えた。
何より世間を驚かせたのは、中川氏が「保守の重鎮」として知られた故・中川昭一元財務相の未亡人であったことだ。地盤を引き継ぎ、悲劇のヒロインとしての期待を背負って政界入りした彼女の、あまりにも無防備なプライベートの露出。そのギャップが、世論の批判に火を注ぐ結果となったのは言うまでもない。