『VIVANT』の代名詞とも言えるのが、約2ヶ月半半に及んだモンゴルでの長期ロケだ。灼熱の砂漠や寒暖差の激しい荒野という極限の環境下で、富栄ドラムは主役の堺雅人や阿部寛の傍らで体を張り続けた。大型車両の運転から逃走劇のアクション、果ては砂丘を駆け上がるハードなシーンまで、スタントなしで演じ切ったタフネスぶりには共演者たちも舌を巻いた。
現場では常にムードメーカーとして振る舞い、スタッフや共演者を和ませていたというドラム。堺雅人が演じる乃木憂助との息の合った掛け合いや、阿部寛演じる野崎との厚い信頼関係は、過酷な海外ロケを共に乗り越えた本物の絆があったからこそ画面越しに熱量として伝わってきたのだ。