2000年代後半の日本の音楽業界は、CDからデジタル配信へと主戦場が移り変わる過渡期にあった。その中心にいたのが、携帯電話で音楽を聴く「着うた」「着うたフル」の文化だ。
本作は、SoulJaがリリースした「ここにいるよ」のアンサーソングとして制作され、女性視点からの切ない返歌というコンセプトが当時の若者の心を掴んで離さなかった。ダウンロード数は瞬く間に数百万件を突破。ガラケーを片手に、大切な人からのメールを待ちながらこの曲を聴いていた思い出は、多くの30代・40代にとって青春の1ページそのものだろう。