近年、一部のタレントやインフルエンサーが、自身のYouTubeチャンネルやSNSで「重度の多汗症」であることをオープンに語り始めています。メイク動画の延長線上で、お気に入りの制汗剤を紹介したり、衣装選びの苦労をユーモアを交えて語る姿は、同じ悩みを抱える多くの視聴者に勇気を与えています。
「脇汗が出るのは、怠慢でも不潔だからでもない」。そうした当事者たちの発信は、長年タブー視されてきた「体臭」や「発汗」に関する議論をオープンなものへと変えました。隠そうとすればするほど不自然になり、それがまたストレスとなって発汗を促すという悪循環。そこから抜け出すために、あえて「私は汗っかきです」と宣言するスタイルが、現代のエンタメ界において新しい「誠実さ」として受け入れられているのです。