かつてHuluの看板コンテンツとして大勢の海外ドラマファンを魅了したメガヒット超大作『ゲーム・オブ・スローンズ』を筆頭とするHBO作品群。その世界的な権利を握るワーナー・ブラザースのグローバル戦略変更は、国内の視聴環境を一変させた。ワーナーが自社系列のストリーミング戦略を強化・再編するなかで、コンテンツの供給先が大きく組み替えられたためだ。
現在、HBO系コンテンツの多くはU-NEXTなどの他社サービスへと独占供給の軸足を移している。Huluで過去シーズンを楽しんでいた視聴者は、「いつの間にか観られなくなった」という壁にぶち当たることになった。巨大スタジオが直接自前の配信ネットワークを世界的規模で敷く動きや、独占提供先を単一の国内主要サブスクに絞り込む動きは加速しており、今後もワーナー・ブラザース作品をはじめとするメジャータイトルの引き揚げ作業は断続的に続くと見られている。