現在、人気を二分しているのが「極限までシンプル化されたデザイン」と「一重の毛並みまで描き込む超写実派」という対極的なスタイルだ。
アイコンやスマホケース、LINEスタンプなど日常使いのアイテムには、記号化された「ゆるかわ」イラストが絶大な支持を集める。数本の線とミニマルな配色だけで犬の特徴を捉えるセンスは、見る者の想像力を掻き立て、思わずクスッと笑わせる力を持つ。対照的に、リビングに飾るキャンバスアートや記念品としては、瞳の透明感や柔らかい毛の質感を極限まで追求した写実的アートが選ばれており、用途に応じた明確な棲み分けが進んでいる。