かつて激しいボラティリティに苦しんだソフトバンク・ビジョン・ファンドも、選別投資の成果を見せ始めている。非上場ユニコーンの整理を進め、リソースをAIネイティブな有望スタートアップへと集中させた。市場の過熱感が去り、実力主義の淘汰が進んだことで、ファンドの純資産価値は着実に底打ち反転の兆しを見せる。
OpenAIをはじめとする生成AIのトップランナーとの戦略的提携や出資関係も、グループ全体のシナジーを強固にしている。単なる財務リターンを追うベンチャーキャピタルから、AIインフラ・アプリケーション・半導体を一気通貫で網羅するエコシステム企業への脱皮。この質的転換が、機関投資家の長期保有スタンスを後押しする。