ランニングマシンを利用するうえで、起動方法以上に絶対に把握しておくべき設備が緊急停止機能です。これを知らずに利用することが危険視される決定的な理由は、走行中の足のもつれや急なめまいによって転倒した場合、動き続けるベルトによって後方へ激しく吹き飛ばされ、重傷を負うリスクがあるためです。
コンソールの手前中央には、視認性の高い大きな赤色の「緊急停止ボタン(STOP / PUSH TO STOP)」が配置されています。万が一バランスを崩しそうになった際は、このボタンを強く押し込むことでモーターへの給電が瞬時に遮断され、緊急ブレーキがかかります。
さらに安全性を高める仕組みが、赤いコードの付いた「セーフティクリップ」です。このクリップをトレーニングウェアの裾やウエスト部分に挟んでおくだけで、万が一転倒して身体が後方に流れた際にマグネットキーが外れ、自動的にマシンが停止します。特に時速10km以上で走るランナーやマシン操作に不慣れな初心者は、命綱として必ずクリップを装着する習慣をつけましょう。