この比類なきロケーションを生み出したのは、株式会社バルニバービの創業者である佐藤裕久氏の手腕にほかならない。人が集まりにくいとされていた水辺や公園の遊休地にいち早く着目し、カルチャーとコミュニティを創出してきた同社の哲学が、ここ中之島でも見事に結実している。
行政との協働によって実現した開放的なパークサイド店舗は、単なる営利目的のレストランではなく、都市の風景そのものを豊かにするパブリックスペースとして機能している。水辺の景観保全と賑わい創出の絶妙なバランスを保ち続ける空間デザインは、全国の都市開発関係者からも熱い視線を集めている。