大阪旅行や出張の帰路、新大阪駅でりくろーおじさんを購入しようとして、その長蛇の列に新幹線の発車時刻を気にしながら絶望した経験を持つ人は少なくありません。しかし、現場のオペレーションを詳細に観察すると、知っておくべき明確な混雑回避ルートが存在します。
新大阪駅構内には複数の販売拠点(JR新大阪駅中央口店、エキマルシェ新大阪店、新幹線改札内店など)が配置されています。ここで最も重要なのは、多くの店舗で「焼きたて列」と「あらかじめ冷まして箱詰めした列」の2レーンが用意されている点です。
鐘の音とともに焼き上がったばかりのホカホカを箱詰めしてもらう「焼きたて列」は、ピーク時には30分から45分以上の待ち時間が発生します。しかし、自宅へ持ち帰るのが数時間後になるのであれば、実は「冷ましケーキ列」を選ぶのが賢明です。あらかじめ常温まで冷まして専用箱に収められたケーキは、持ち帰り時の蒸気で生地が潰れる心配がなく、並び時間もわずか数分から10分程度でスムーズに購入可能です。
また、ファンの間で密かに注目されているのが「レーズンなし」の注文方法です。「スフレ生地は大好きだがレーズンだけはどうしても苦手」という消費者の声に応え、一部の直営店舗ではレーズンを入れずに焼き上げる特注対応を行っています。
ただし、レーズンなしは店頭に常時並んでいるわけではありません。基本的には前日までの電話予約、あるいは店頭で焼き上がりサイクルに合わせてオーダーし、オーブンが空くまで20〜30分程度待機する必要があります。旅行客で確実にレーズンなしを手に入れたい場合は、受け取り希望店舗へ事前確認と予約を入れておくことが失敗を防ぐ唯一の近道です。