高見知佳さんの芸能界入りの原点は、中学生時代に地元・愛媛で開催されたのど自慢大会でスカウトされたことでした。上京後の1978年にシングル『シンデレラ』でアイドル歌手として鮮烈デビュー。透明感のあるルックスと卓越した歌唱力で、瞬く間にトップアイドルの仲間入りを果たします。
彼女の音楽キャリアにおいて最大の金字塔となったのが、1984年にリリースされた代表曲『くちびるヌード』です。シンガーソングライターのEPOが作詞・作曲を手掛け、カネボウ化粧品の春のキャンペーンCMソングに起用されたこの曲は、オリコンチャート上位を記録する大ヒットを記録しました。
若い頃の高見さんは、アイドル特有の可憐さに加え、どこか都会的で洗練されたコケティッシュな魅力を放ち、同世代の女性からも絶大な支持を獲得。資生堂やカネボウといった大手企業のイメージモデルを務めるなど、1980年代のポップカルチャーを牽引するアイコンの1人として輝きを放ちました。