上島さんを語るうえで「竜兵会」は欠かせないピースです。まだ売れっ子になる前、仕事がなく荒れていた若手時代の有吉弘行さんらを自宅や居酒屋に招き、ただひたすら奢り、愚痴を聞き、笑い飛ばしていたのが上島さんでした。
後輩たちに決して偉ぶらず、「俺のこと面白いって言ってくれるだけで嬉しいんだよ」と話していた上島さん。有吉さんは自身の冠ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』で訃報直後に声を詰まらせ号泣しながらも、「上島さんの悪口を言うのが最高の供養」と芸人としての粋な追悼を貫きました。
その後、2026年末の『NHK紅白歌合戦』に純烈の応援ゲストとしてダチョウ倶楽部と共に出演した有吉さんは、かつての大ヒット曲『白い雲のように』を熱唱。天を仰ぎながら歌い上げたそのステージは、日本中の視聴者に上島さんの存在を強烈に思い出させました。
2026年を迎えた現在も、SNS上では上島さんの命日や命日が近づく時期、あるいはバラエティ番組でおでん芸や熱湯風呂のフォーマットが登場するたびに、数多くの生の声が投稿されています。
- 「どんなに辛い日でも、竜ちゃんの『押すなよ!』を見るだけで大笑いできた。あんなに誰も傷つけないピエロになれる人は他にいない。」
- 「後輩思いで、威張らなくて、お酒が好きで寂しがり屋。有吉さんたちが今でもテレビでいじり続けているのが最高の愛だと思う。」
- 「2人になっても舞台を守る肥後さんとジモンさんを見るたびに胸が熱くなる。竜兵さんは今もあの真ん中に立っている。」
ネット上の反応を定点観測すると、時間の経過によって記憶が風化するどころか、「古典芸能としてのリアクション芸のオリジネーター」として、その功績は神格化されつつあります。