今日の試合には、NPBのみならずメジャーリーグのスカウト陣もバックネット裏に大集結していた。彼らの視線が注がれていたのは、単に勝利したチームの選手だけではない。敗れたチームの中にも、将来のドラフト1位指名を予感させる大器が潜んでいた。
特に評価を急上昇させたのが、敗戦投手となった最速151キロの左腕だ。負けはしたものの、キレ味抜群のスライダーとマウンド度胸は圧巻の一言。ピンチの場面で見せたギアチェンジの鋭さに、ある球団のスカウトは「指名リストの最上位に引き上げる価値が十分にある。現場での対応力とメンタルの強さが素晴らしい」と唸った。
また、野手では俊足強打の大型ショートに脚光が集まった。今日の試合でも2安打1盗塁、守備では抜けそうなゴロを鋭い出足でキャッチし、ノーステップで矢のような送球を見せた。身体能力の高さを聖地で大いにアピールした形だ。