ロンドンやロサンゼルスをはじめとする都市部で、従来の単純なコンベアベルトは姿を消しつつある。代わりに台頭しているのが、直線型の二重・三重超高速レーンと、客席のタッチパネル注文システムがリアルタイムで連動するハイテク配膳システムだ。注文からわずか数秒で希望のネタが目の前に届く体験は、スピード感を重視する海外の消費者を魅了してやまない。
さらに現地店舗では、各地域の食材を取り入れた限定メニューの開発も急速に進んでいる。ヴィーガン対応のアボカドトリュフ握りや、地元のサーモンを炙ったスパイシーロールなど、各国の食文化にローカライズされたメニューが続々と誕生し、従来の「和食」の枠組みを柔軟に押し広げている。