グラビアでの大成功を引っ提げ、主戦場は一気にお茶の間のバラエティ番組へと移行していく。テレビ朝日や日本テレビを筆頭に、キー局のゴールデン帯番組には連日のように彼女の姿があった。
当時の現場スタッフが今も語り継ぐのは、彼女のカメラ察知能力の高さだ。ひな壇に座っている際、自分がどの角度から抜かれているかを常に把握し、リアクションを欠かさない。どれほど激しいイジリを受けても笑顔を崩さず、「こりん星」の世界観を崩さない強靭なメンタリティ。周囲のタレントが「実はものすごく頭が良いのではないか」と勘づき始めたのもこの頃だった。
甘えん坊に見えて、現場では誰よりもタフ。おバカタレント全盛期において、彼女が放つ知的な計算高さと健気さの同棲は、唯一無二の武器となっていた。