日本のスーパーや輸入食品店で並ぶ紅茶のティーバッグを調べると、内容量は1個あたり1.5g〜3.0gの範囲に収まるものが大半です。その中でも、最も広く流通している標準サイズは「2.0g」に設定されています。
もともとリーフ(茶葉)からポットで淹れる際、紅茶一杯の茶葉の適量は約2.5g〜3.0g(ティースプーン1杯分)とされています。これに対し、ティーバッグは細かく裁断されたCTC茶葉(短時間で濃く抽出できる形状)を採用しているケースが多く、少なめの2.0g前後でも十分にコクと水色(すいしょく)が出るよう設計されているのが特徴です。
ここで知っておくべきは、ティーバッグ2gと3gの違いが抽出結果に直結するという事実です。わずか1gの差に思えますが、茶葉の量が1.5倍になれば抽出できる水分量も大きく変わります。内容量を把握せずにお湯を注ぐと、茶葉本来のポテンシャルを引き出せません。