錯乱坊(さくらんぼう)は、自らを「高名な旅の僧侶」と称する小柄な怪僧です。周囲からは「錯乱坊(チェリー)」という英語読みの愛称で呼ばれていますが、本人はその呼び名を好んでおらず、呼ばれるたびに訂正を求めるのが定番のやり取りとなっています。頭部が極端に巨大で、福耳と禿頭、ギョロリとした目つきというインパクト抜群の容姿を誇り、神出鬼没にあらゆる場所から出現します。
普段は友引町の空き地に張ったみすぼらしいテントで極貧生活を送っており、托鉢で食いつなぐどころか、諸星家や友引高校の購買、喫茶店などに押しかけては他人の食事を平然と平らげる図々しさを持っています。
彼が諸星あたるの前に現れるようになった理由は、あたるが生まれ持った「地球上で最も凶相を帯びた運命の星」を感知したためです。原作序盤で偶然すれ違ったあたるの死相に驚愕し、彼を災厄から救うという名目で関わり始めましたが、結果として錯乱坊自身が新たな厄介事を持ち込む元凶になることもしばしばです。