華やかな芸能人が多数就任していることから、「高額な出演料や専属ギャラが支払われているのではないか」と勘繰る声も聞かれます。しかし、行政の広報戦略を調査すると、実態は全く異なります。
いばらき大使は基本的に「名誉職」であり、月々の報酬や顧問料のような固定ギャラは発生しません。知事から委嘱状と名刺が交付され、日頃のメディア出演や個人のSNS等で自発的に茨城をアピールしてもらう「善意と地元愛」に支えられたボランティア的な枠組みです。
ただし、県が主催する公式キャンペーンへの出演や、ポスター撮影、PR動画の制作などに拘束を伴う形で出演を依頼する場合は、適正な出演料や交通費実費が別途支払われる仕組みになっています。つまり、「大使であること自体への定額報酬はゼロだが、個別案件ごとに通常業務としてのギャラが発生する」というのが真実です。タレント側にとっても、地元を応援する公的な肩書を得ることで好感度向上につながるという、相互の信頼関係がベースにあります。