この未曾有の危機において、SNSを中心に独自のスタンスを貫き注目を集めたのが、音楽ユニット「電気グルーヴ」の相方である石野卓球だった。騒動の最中もユーモアと皮肉を交えた発言をSNSに投稿し続け、メディアの画一的なバッシング報道に揺らがない姿勢を示した。
日本のテクノミュージックシーンを世界水準へと押し上げた電気グルーヴの絆は、結成当初から独特の距離感と信頼で結ばれていた。過去の楽曲音源が一時的に出荷停止や配信停止に追い込まれた際も、ファンの間では「音源の差し替えや封印は文化的な損失だ」として署名活動が展開されるなど、単なるタレントの不祥事とは異なるアーティストへの強固な支持が浮き彫りとなった。