Q1:日本人が海外で代理母出産を行うと、日本の法律で逮捕・処罰されますか?
A1:処罰されません。現行の日本法には海外での代理出産利用を禁止・処罰する規定はなく、渡航自体は違法ではありません。ただし、国内における医師の施術は日本産科婦人科学会の指針で禁止されているほか、帰国後の戸籍登録において実子として認められない法的不利益を被ります。
Q2:代理母出産で生まれた子どもには、依頼親の遺伝子が受け継がれますか?
A2:受精卵の作成方法によって異なります。夫婦自身の卵子と精子を受精させて代理母の子宮に移植する「ホストサロガシー(妊娠代理出産)」の場合、子どもは100%夫婦の遺伝子を受け継ぎます。一方、代理母自身の卵子を用いる「トラディショナルサロガシー」や第三者の卵子提供を受ける場合は、遺伝的つながりが一部または完全に別の人物となります。
Q3:海外で代理出産を依頼する場合、トータルの成功率はどれくらいですか?
A3:良好な受精卵を用いた場合、1回の胚移植あたりの出産率は約40〜60%程度とされています。ただし、依頼親や卵子提供者の年齢、精子の質、受精卵の染色体状態によって大きく変動します。1回の移植で必ず成功する保証はなく、複数回の移植や採卵のやり直しが発生した場合、費用が数百万〜千万円単位で膨らむリスクがあります。