購買行動の多様化も、ヒットを後押しする重要なファクターだ。全国のコンビニエンスストア流通においては、限定フレーバーや小容量パッケージが深夜の晩酌需要やオフィスの小腹満たしとして高い売り上げを維持している。
一方で、ECプラットフォームであるAmazonなどのオンラインストアでは、箱買いやまとめ買いの需要が急増中だ。特にファミリー層やイベント主催者による定期購入が定着しており、実店舗でのついで買いとは異なる「指名買い」のチャネルとして機能している。
流通関係者によると、「実店舗での新商品展開で話題を作り、ECでリピート購入を促進するハイブリッドな販売戦略が実を結んでいる」という。売り場のデジタルシフトが進む中で、伝統的なお菓子もまた流通の波に乗り遅れることなく進化を遂げている。