これまで数千点に及ぶネタが世に送り出されてきましたが、その中でもファンの間で「伝説の神回」として語り継がれている代表作をピックアップしてご紹介します。
① 食パントースト回
真夏の炎天下、部長の背中に食パンを押し当てて「部長、もう少しでこんがり焼けます」と告げるシゲル。部長の「いや、服を着てくれシゲル!」という冷静かつ切実な返しが光る初期の金字塔です。日常的な食べ物とオフィスのシチュエーションが衝突する、ナンセンスの極致と言えます。
② 電車ごっこ出社回
ロープの輪の中に部長を無理やり引き入れ、「出発進行!」と笑顔でオフィス内を闊歩するシゲル。部長は完全に呆れ顔をしながらも、なぜかロープを手放さずに一緒に歩調を合わせてあげるという、二人の共依存的とも言える絆の深さが垣間見えます。
③ 巨大動物・昆虫シリーズ
部長の頭上に巨大なカブトムシを乗せて蜜を吸わせたり、会議室に連れてきた馬のブラッシングを部長に要求したりするパターン。田中光氏の精緻でどこか劇画調のタッチが、非日常な生物の存在感をリアルに際立たせ、視覚的なインパクトで笑わせます。
④ 読者お題企画(お題NEO)の昇華回
公式X等で募集された「ロケット」「タピオカ」「リモートワーク」といった世相を反映した単語に対し、田中氏が瞬時に不条理な解釈を与えて打ち返すシリーズ。読者の予想の斜め上をいくオチの切れ味は、長期連載を経てもなお衰える気配がありません。