激辛カレーやスパイスが強く効いた一品を楽しむ際、口の中の熱を鎮める「冷却効果(リフレッシュメント)」を備えた副菜が不可欠となる。しかし、ただ冷たいだけのサラダでは物足りない。
注目したいのは「酸味と乳製品」の掛け合わせだ。ギリシャヨーグルトに細かく刻んだミントと水切りキュウリ、少々の塩を混ぜ合わせたインドの伝統料理「ライタ」は、日本人の舌にも馴染む万能冷菜。口内のカプサイシンを乳脂肪分が優しく包み込み、次のひと口を新鮮な状態へとリセットしてくれる。大根をナンプラーとレモン汁で和えたアジアンエスニック風なますも、爽快な酸味でカレーの濃厚さを引き立てる。