報道機関として強く警鐘を鳴らしておきたいポイントがある。いくら強そうに見えても、100均で販売されているカラビナを「クライミング」「登山での身体確保」「ハンモックの吊り下げ」に使用することは絶対に避けてほしい。
本格的なクライミング用カラビナ(UIAAやCEといった国際規格をクリアしたもの)は、20kN(約2トン)以上の強烈な衝撃荷重に耐える設計がなされている。対して100均モデルの目的はあくまで「物品の結束と保持」だ。ゲートのヒンジ部分や金属の分子構造そのものが高滑落の衝撃に耐えられる造りにはなっていない。「見た目が似ているから」という理由で人命に関わる用途に転用するのは極めて危険である。