ここで重要なのは、友井氏をはじめとする純烈のメンバーが、この騒動において「逮捕」された事実はないという点だ。ではなぜ、ネット上では今もなお「逮捕」という強い言葉が結びつけられて検索されるのか。理由は大きく分けて二つある。
一つは、報道されたトラブルの凄惨さだ。DVや金銭問題といった内容は、一歩間違えれば刑事事件に発展しかねない重大な事案であったため、世間が「逮捕されたのではないか」という先入観を持ったこと。もう一つは、ネット上のキュレーションサイトやトレンドブログが、アクセス数を稼ぐために刺激的なタイトルを乱発したことだ。アルゴリズムの隙を突いたこれらの情報が、人々の記憶の中で「純烈=逮捕」という誤ったリンクを固定化させてしまったのである。