物語の原点は、彼女の高校時代に遡る。当時、原宿のファッションカルチャーにどっぷりと浸かっていた彼女は、日常的に金髪のウィッグをかぶって街を歩いていた。その姿があたかも西洋の少女のように見えたことから、周囲の友人たちが「きゃりー」と呼び始めたのが最初のきっかけである。
「きゃりー」という響きは、アメリカやヨーロッパのティーンエイジャーを連想させる愛称だ。本人もこのあだ名を非常に気に入り、自身のブログやSNSで積極的に使い始めた。原宿系ファッションの独創的なスタイルと、どこか外国のポップカルチャーを思わせるアタッチメントが組み合わさった瞬間だった。