毎日の地下鉄移動において最も重視されるのは、瞬間的な最高速度よりも「駅間でも通信が途切れない安定性」です。NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイルの大手4キャリアについて、地下鉄での通信パフォーマンスを精査すると明確な特徴と優劣が浮かび上がってきます。
大手4社の地下鉄における繋がりやすさ比較では、長年にわたり地下鉄共用設備の最適化とMassive MIMO等のキャパシティ対策を緻密に進めてきたソフトバンクが、通信速度と途切れにくさの両面で最も高い評価を獲得しています。それに追随するauも、駅間を含めて通信が急激に落ち込む区間が少なく、安定したユーザー体験を提供しています。
一方、かつて「地下でも繋がる」の代名詞だったNTTドコモは、都市部トラフィックの爆発的増加に伴うチューニングの難航から、特定の路線や混雑駅で通信の引っ掛かりが散見される状況が続いています。後発の楽天モバイルは、自社700MHz帯(プラチナバンド)の本格稼働と地下鉄構内におけるパートナー回線の適切な協調により、以前のような「地下に入ると即座に圏外になる」という脆弱性を完全に脱却しました。