「無料のバーベキュー場」を求めて目的地を探すユーザーの心情背景には、手軽にコストを抑えて思い出を作りたいという素朴な願いがあります。しかし、無管理なアウトドア利用がもたらす自然破壊やトラブルは、めぐりめぐって地域自然の閉鎖や全面禁止という悲しい結果を招いてきました。
犬鳴山において1,000円程度の施設利用料を支払うことは、単なる場所代ではなく「美しい渓谷を未来へ残すための環境保全協力金」と言えます。整備された安全な施設を利用し、正しいマナーで火を扱い、地域の温泉やお店に少しの経済的還元を行う。そうした一人ひとりの意識が、歴史ある犬鳴山の自然美を今後も長く維持していくための基盤となります。