インク残量はあるのに書けない!ゲルインクボールペン復活の裏技4選

インク残量はあるのに書けない!ゲルインクボールペン復活の裏技4選

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そもそも、ゲルインクボールペンはなぜこれほど書き心地が良いのか。その秘密は「チキソトロピー流体」と呼ばれる特殊な物理的特性にある。普段、ペン軸の中ではゲル状(固体に近い状態)として安定しているインクが、筆記時のボール回転による摩擦と力で瞬時に粘度が下がり、サラサラとした液体へと変化する。そして紙に着弾すると再びゲル状に戻り、にじみを防ぐ仕組みだ。

この緻密なメカニズムゆえに、わずかな環境変化やアクシデントで筆記が止まってしまう。主な原因は3つある。筆頭にあがるのが、ペン先の隙間から侵入した「微小な気泡(空気)」だ。ペン先を上に向けて放置したり、胸ポケットに挿したまま激しく動いたりすると、インクとボールの間に空気が噛み込み、流体伝達が途絶えてしまう。次いで多いのが、ペン先に残ったインクの乾燥による固着、そして落下衝撃によるステンレスボール受け皿の目に見えない変形である。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。