出生後、真輝さんは慶應義塾大学病院で数々の危険な手術に挑むこととなった。呼吸器系や消化器系に重い障害を抱えてのスタートであり、術後の感染症や突発的な容体変化など、一刻を争う事態が幾度となく発生した。
病室に通い詰め、手探りで医療的ケアの技術を身につけていった日々。政治家としての多忙なスケジュールを縫い、真輝さんの小さな手を握り続けた体験が、家族の絆をより強固なものへと変えていった。医師や看護師ら医療スタッフとの二人三脚の闘病生活は、単なる患者家族の枠を超え、医療現場の現実を肌で知る貴重な体験となった。