番組の精神的支柱であり続けたのが、孤高のサバイバー・あばれる君だ。自腹で山を購入し、サバイバル技術を極限まで磨き上げた彼の生き様は、子どもから大人まで幅広い世代の心を鷲掴みにした。ナイフ一本で火を熾し、現地調達の食材で見事な料理を作り上げる姿は、もはや単なるお笑い芸人の枠を完全に超越していた。
スタジオで温かく、時に鋭いツッコミで見守り続けた岡村隆史(ナインティナイン)と田中直樹(ココリコ)の存在感も忘れてはならない。日本のお笑い界を牽引してきたベテランMCの2人がどっしりと構えていたからこそ、若手アイドルも体当たり芸人も安心して無人島で暴れ回ることができた。この絶妙なバランスこそが、家族全員で安心して見られる良質なエンターテインメントの基盤であった。