カトリック教会の基本と真実|プロテスタントとの違いやミサ見学マナーを詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。
キリスト教を大きく分けると、バチカンを中心とするカトリック、16世紀の宗教改革によって誕生したプロテスタント、そして東方正教会(オーソドックス)の3潮流が存在します。なかでも日本国内で混同されやすいカトリックとプロテスタントには、組織運営から信仰の対象、聖職者の呼称に至るまで明確な差異が存在します。
最大の相違点は「教会の首長」と「権威の根拠」です。カトリック教会は、使徒ペトロの後継者とされるローマ教皇(教皇フランシスコなど)を頂点とする一枚岩のピラミッド組織を形成しています。これに対し、プロテスタントは教皇の絶対的権威を認めず、「聖書のみ(Sola Scriptura)」を掲げてルター派、改革派、バプテスト、メソジストなど多様な教派に分かれています。
項目カトリック教会プロテスタント諸教会編集部の見解・評価世界の信徒数約13億8,000万人(キリスト教全体の過半数)約8億〜9億人(諸教派の合算)カトリックはバチカン主導の世界単一組織として圧倒的規模を持つ。聖職者の呼称と婚姻司祭(神父):男性のみ・原則生涯独身牧師:教派により女性可・結婚可能神父は「信徒を導く霊的父」、牧師は「信徒の代表・教導者」という位置付けの違い。礼拝の呼称・中心儀礼ミサ(聖体祭儀・7つの秘跡)礼拝(説教・神の言葉の朗読中心)カトリックは儀式と秘跡(サクラメント)を重んじ、プロテスタントは聖書解説(説教)を重視。聖母マリアの位置付け崇敬(特別の敬意・執り成しの祈り)信仰深い一女性(特別な崇敬は行わない)「マリアを神として拝む」のは誤解。神への礼拝とマリアへの崇敬は明確に区別される。聖書の内訳(旧約)旧約46巻 + 新約27巻(計73巻)旧約39巻 + 新約27巻(計66巻)カトリックは「第2正典(続編)」を含む聖書を正式採用している。