なぜ酒を飲み過ぎると、翌朝あのように頭が割れそうに痛み、吐き気が込み上げるのか。その最大の要因は、肝臓で分解される過程で生じる有毒物質アセトアルデヒドである。この物質が血管を拡張させ、自律神経を乱す。
さらに、漢方医学において重く受け止められているのが「水滞(すいたい)」という病態だ。体内の水分代謝が滞り、必要な場所に水がいきわたらず、特定の部位に不要な水が偏在する状態を指す。酒を飲んだ翌朝の顔のむくみや、頭の中で水が滞ることによる締め付けられるような頭痛。これらはまさに水滞の典型的なサインである。