白浜海岸の代名詞とも言えるのが、99%の珪酸(けいさん)を含む真っ白な砂浜、すなわち白良浜である。オーストラリアから輸入された高品質な砂が補完され維持されているこの美しい浜辺は、日光を強く反射し、海水を澄み切ったエメラルドグリーンに染め上げる。
この歴史ある景勝地は、江戸時代初期に紀州藩初代藩主となった徳川頼宣ともゆかりが深い。湯治や景観を楽しむためにこの地を訪れた徳川頼宣は、南紀の自然の美しさに深い感銘を受け、地域の発展を見守ったと伝えられている。古くから貴人や文人墨客を魅了してきた歴史の深みが、現代のビーチカルチャーの底流にも脈々と流れているのだ。