今シーズンの業界最大ニュースといえば、主要フィールドで急速に普及した変動価格制(ダイナミック・プライシング)だろう。金曜夜や連休初日の人気区画は強気の価格設定となる一方、平日や天候不順が予想される日程には劇的な割引が適用される。
「静かな夜を過ごせるなら、1泊2万円でも安い」と語るのは、都内のIT企業に勤める30代のキャンパーだ。混雑を嫌う富裕層やフリーランス層が平日の高単価エリアを早々に抑える動きが定着。従来の「早い者勝ち」から「予算とスタイルの最適化」へと、予約の価値観が根底から覆りつつある。