スタートアップといえば渋谷や六本木、大手町といった東京の中心地に集約されていた時代も、今や過去のものになりつつある。2026年現在、福岡の強力なスタートアップ支援策、京都の大学・研究機関を中心としたアカデミアエコシステム、仙台や広島における地域課題解決型イノベーションなど、日本各地で尖った強みを持つローカルエコシステムが自立した成長を見せている。
リモートワークとハイブリッドな働き方の定着はもちろんのこと、一次産業(農林水産業)のデジタル化や、エネルギーの地産地消を目指すクリーンテックなど、「現地に現場がある」こと自体が強みとなるビジネスモデルが次々と誕生している。地方公共団体も資金面だけでなく、規制緩和の特区制度を大胆に活用することで、革新的な実証実験の場をスピード感持って提供している。